デサント


2019年2月にオープンしたデサントトウキョウ

概要

デサント(DESCENTE)は、総合スポーツアパレルの株式会社デサントのコーポレートブランド。カテゴリーは、スキー、野球、バレーボール、陸上競技、ゴルフなど多彩。ブランドとして最も大切にしているのは「スポーツを愛する人々の気持ちを駆り立てる」こと。モノ本来の魅力をデザインによって形に換えるとともに、細部に至るまで意図のあるデザインを追求している。

デサントを代表するカテゴリーは「オルテライン(ALLTERRAIN)」。オルテラインは「常に最新技術の応用に挑み、未来的で革新的なモノづくりを追求する」カテゴリーとして、着用シーンを選ばず、全ての人に発信するスポーツウェアの新たなスタイルを目指している。主力アイテムの「水沢ダウン」は、雨や雪の日でも保温性を維持し、快適に着用できるダウンジャケットとして高い人気を得ている。

歴史

デサント(DESCENTE)は、株式会社デサントの前身であるツルヤが1957年に展開をスタートしたコーポレートブランド。1961年に商標登録した。「デサント」とはフランス語で「滑降」を意味し、ブランドロゴのスピリットマークは、スキーの基本技術である「直滑降」「斜滑降」「横滑り」を表現している。

1980年のレークプラシッド冬季五輪で、スピードスケートのアメリカの選手であるエリック・ハイデン選手がデサントのウェアを着用し、5種目を完全制覇したことで知名度が向上した。

2008年には「水沢ダウン」を、2011年には「オルテライン」を発表し、ファッション性と機能性を両立させたブランドとして認知度を高めている。

2019年2月にはデサントブランドとして最大規模の旗艦店となるデサントトウキョウを渋谷・明治通り沿いにオープンした。

(2019年2月現在)

デサントのブランド情報

カテゴリースポーツ
日本
URLhttps://www.descente.com/ja-jp/

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