マッキントッシュ


概要

マッキントッシュ(MACKINTOSH)は、イギリスを代表するアウターウェアブランド。

ブランドアイコンとなっているのは防水機能に優れたゴム引きコート。ブランド誕生以来変わることなく同じ製法で作られている。

オーセンティック(正統派)なブランドとして認知度が高く、日本での展開当初はファッションに敏感な層が先行して購入し、今ではより幅広い層にファンが広がっている。

現在日本ではライセンスブランドの「マッキントッシュ・ロンドン」「マッキントッシュ・フィロソフィー」も展開されている。

ファーストラインであるマッキントッシュは、主に直営店やセレクトショップで販売され、ライセンスブランド「マッキントッシュ・ロンドン」「マッキントッシュ・フィロソフィー」は百貨店販路が中心。

歴史

マッキントッシュ(MACKINTOSH)は、チャールズ・マッキントッシュが1823年に発明した世界初の防水布「マッキントッシュ・クロス」を用いたゴム引きコートが起源となりスタートしたイギリスのブランド。

1998年に八木通商が独占輸入販売権を取得したことで日本でも注目されるようになった。八木通商は2007年に英マッキントッシュを子会社化し、2009年4月にはマッキントッシュジャパンを設立した。2012年3月には、英マッキントッシュの全株を取得し、同年8月には日本初の旗艦店を青山にオープンした。

さらに2015年秋冬からは、大手アパレルの三陽商会とライセンス契約し、百貨店販路を主体とする「マッキントッシュ・ロンドン」を発売。すでに発売していた「マッキントッシュ・フィロソフィー」とともにブランディングに力を注いでいる。

(2018年12月現在)

マッキントッシュのブランド情報

カテゴリー総合
イギリス
URLhttps://mackintosh.com/

マッキントッシュに関連する記事

三陽商会が新中計を策定 出店加速と事業領域を拡大

2025/04/16

 三陽商会は26年2月期から28年2月期までの中期経営計画を発表した。最終年度の連結業績は、売上高700億円(25年2月期比15.7%増)、営業利益50億円(84.2%増)、営業利益率7.1%を目指す。10年後の売...



六本木ヒルズ ファッションがけん引し、今期も過去最高売上高へ

2025/03/27

 森ビルが運営する大型複合施設、六本木ヒルズは海外ラグジュアリーブランドや日本の大型セレクトショップを中心とした上質・高感度で、高単価のファッションの売り上げが大きく寄与し、今期(25年3月期)売上高が「前年実績、...



三陽商会メンズ25年盛夏 パンツと価格戦略品を強化

2025/03/18

 三陽商会は25年盛夏のメンズで、パンツを拡充する。猛暑によるアウターの販売減を見越し、コーディネートでの購入を促して、客単価を維持する狙いだ。Tシャツなどの軽衣料で、値ごろ感のある商品を拡充し、セット率の向上を目...



三陽商会 盛夏向けで実需対応を強化 裾値2割下げ競争力高める

2025/03/06

 三陽商会は25年盛夏(6~8月)で、長引く夏や消費者ニーズの変化に対応し、実需販売をさらに強化する。昨年は、夏物衣料の需要期間を従来の3カ月(5~7月)から5カ月(5~9月)とし、二つに分ける「五季」カレンダーを...



総合アパレル1月商況 防寒衣料や春物が動き堅調

2025/02/12

 1月の総合アパレルメーカーの商況(速報値、売上高)は、防寒衣料の消化や春物販売が進み、堅調に推移した一方、セール販売は低調が目立った。全社売上高は、オンワードホールディングス(HD)が10月より新たに連結対象とな...



《人事・機構》三陽商会(3月1日)

2025/02/03

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

契約して読む
すでに会員の方はこちらからログイン



《トップインタビュー2025》三陽商会社長 大江伸治氏 学んだ購買感覚を生かす

2025/01/16

 今期(25年2月期)は、中期経営計画の最終年度。22、23年度の成果を受けて、完遂に向けた最後の仕上げをする重要な年度と位置付ける。来期からの次期中計は「成長がキーワード」とし、トップラインの伸びや収益基盤のさら...



三陽商会 10ブランドで〝真の黒〟を追求 全社横断プロジェクトで開発

2024/11/06

 三陽商会は「マッキントッシュロンドン」「ポール・スチュアート」などメンズ、ウィメンズの10ブランドから、〝真の黒〟を追求するシリーズ「ブラックオブブラック」のコートとブルゾン全10型を、全国の百貨店と直営店、自社...



総合アパレル9月商況 残暑厳しく実需品売れる

2024/10/09

 総合アパレルメーカーの9月の商況(速報値、売上高)は、総じて堅調だった。前半は厳しい残暑により晩夏商品が売れ、後半から少しずつ気温が下がり、徐々に秋物が動き始めた。【関連記事】総合アパレル8月商況 猛暑で夏物売れ...



三陽商会、7月の正価販売が好調 夏物は4月中旬~9月中旬に

2024/07/26

 三陽商会は、暑くて長い夏に対応したシーズンMDに切り替えて、7月の正価販売が伸びている。夏物の需要期間を従来の3カ月から5カ月とした商品展開に変更、「気温に合った、今すぐ着られる夏物の色やバリエーションを豊富に揃...



ルミネ新宿「ラッキーマルシェ」が好調 サンプル品やB品を販売

2024/07/26

 ルミネ新宿は「ソーシャルグッド」をコンセプトとし、サンプル品やB品などを販売する企画「ラッキーマルシェ」を7月11日から実施し、好評だ。ルミネ1の2階期間限定店スペース「ギャラリー1」で7月11~21日に実施した...



大和香林坊店、3~5月売上高6.5%の増収 新ブランド導入や催事開発が奏功

2024/07/23

 大和香林坊店(金沢市)は、継続的な新規ブランド導入や催事の開発・強化などが奏功している。3期連続増収となった23年度に引き続き、24年3~5月売上高も前年同期比6.5%増と伸ばしている。百貨店の強みの商品カテゴリ...