第1回日本物流大賞『事業者間連携賞』の共同受賞について

2026/07/21 (2026/07/21更新)

ヤギ


ヤギ
株式会社ヤギ(本社:大阪市中央区・東京都港区、代表取締役 社長執行役員:八木隆夫、以下、当社)とMNインターファッション株式会社、豊島株式会社、及び関光ロジNEXT株式会社の4社は、一般社団法人日本物流団体連合会が主催する「第1回日本物流大賞」において、東京九州フェリー株式会社とともに『事業者間連携賞』を受賞いたしました。



表彰式集合写真


本取り組みは、アパレルや雑貨といった商材を対象に、トラック輸送に依存していた従来の物流体制を見直し、海運モーダルシフトを推進するもので、製品分野では互いに競合関係にある3商社が「物流は協調する領域」と位置づけ、中国から輸入される関東向け貨物を下関港に集約し、首都圏の中継地点までの幹線輸送で「共同輸送」を実施しております。

2025年3月のアライアンス結成から2026年2月までの1年間、幹線輸送の大部分を関光ロジNEXTグループの東京九州フェリー(新門司港→横須賀港)が担う複合一貫輸送を展開しました。このフェリーを利用したトレーラー輸送の実績により、従来の10トントラックによる長距離陸送と比較して、CO2排出量を71%削減(削減量149.5t-CO2)し、トラックドライバーの運転時間を85.7%削減することに成功しました。


受賞の評価ポイント
今回の受賞に際し、以下の点が「事業者間連携のモデルケース」として高く評価されました。
・競合関係にある3社が「物流は協調領域」と捉え、事業者間連携による共同輸送を実現した点。
・下関港のコンパクトな特性を活かして、貨物集約によって安定したトレーラー単位の輸送を成立させるための実務的な工夫がなされた点。
・当日通関を行った貨物が近接する新門司港からのフェリー乗船を可能とした運用設計により、リードタイムを変えることなく海上モーダルシフトの実効性を大きく高め、結果としてCO2排出量や運転時間の大幅削減につながった点。


今後の展望
本取り組みを通じた幹線における「共同輸送」の成功は、持続可能な物流構築に向けた重要な第一歩と位置付けております。今後は、中継地点の経由を省き、最終納品先へダイレクトにお届けする「共同配送」という、より高度な効率化を目指しております。そのために、賛同いただける荷主様へ本アライアンスへの参画を呼びかけ、共同輸送の輪を拡大し、貨物量の安定を図るとともに、さらには納品先である小売企業様と連携を深め、中継レスの配送を実現することで、よりシームレスな環境負荷低減を目指した物流体制を追求してまいります。


※1 経済産業省・国土交通省による「物流分野のCO2排出量に関する算定方法ガイドライン」の計算方法に基づく従来トンキロで単位あたりのCO2排出量:陸送部分216(g-CO2/t-km)、海上部分43(g-CO2/t-km) として計算。



当社の社是「終始一誠意」は、私たちがお客様や社会に信じてもらうための誠実さを示す、揺るぎない原点であり当社の DNA です。経営理念「Business to Belief」は、その大切な精神を現在、そしてこれからの未来に向けてアップデートした姿にほかなりません。私たちはこの一本の思想を胸に、これからも「信頼」を礎とし、ステークホルダーと共に未来を創り出す「共創」の時代へと歩み続けてまいります。
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