メンズニットのジムは22年春夏物から、90年代カルチャーを現代的にアレンジしたオリジナルブランド「G・I・M」(ジー・アイ・エム)をスタートする。当時、同社が販売していた裏原宿発のオリジナルブランド「ポリティクス」の進化版で、スポーツ、ミュージック、アートを軸としたミクスチャーをテーマに、新たな感覚を取り入れたストリートスタイルを提案する。
同ブランドはインスタ映えする派手なグラフィック柄やネオンカラー、タイダイ、異素材の組み合わせのほかプリントや刺繍などのテクニックも駆使する。カットソー、ニットアイテムが中心。メッセージTシャツをはじめ、国産ニットT(1万円前後)や上質素材を使ったロゴTなどを揃える。ターゲットはトレンドや刺激的なデザインなどネオストリートスタイルを好む20~40代男性と幅広い。卸先はストリート系、ヨコノリ系のセレクトショップを想定する。
早川千秋専務がプロジェクトリーダーを務める裏原宿のカルチャーを世界に発信する「ウラハラプロジェクト」に参加するクリエイターと協業した卸先との別注企画なども検討している。