スパンデックス「ライクラ」などを製造販売する米ザ・ライクラ・カンパニー(デラウェア州ウィルミントン)は3月17日、テキサス州南部地区連邦裁判所にチャプター11(米連邦破産法11条、日本の民事再生法に相当)を申請したと発表した。12億ドルの債務を削減し、再建を目指す。
法的整理に伴って、圧倒的多数の債権者と再建支援合意を締結し、長期債務の削減と合わせて新規の資金調達も確保。7500万ドル以上のDIPファイナンスと、同額の借り換えの確約を得た。ステークホルダーの合意を得ているため、45日以内にプロセスを完了する予定で、この間も生産販売を継続し、「顧客、サプライヤー、従業員への影響はない」という。
ライクラはスパンデックスの世界ナンバーワンブランドで、このほか「クールマックス」「サーモライト」といった機能性ポリエステルを展開する。17年にインビスタから山東如意に売却され、22年には投資企業が経営権を取得した。