コラム

《めてみみ》家に招くように親密に

2025/12/18NEW!

 11月中旬から開催されていたセレクトショップの26年春夏内覧会が、一通り終わった。きれいな色柄の軽やかなスタイルが増え、スタイリングの幅を広げるベルトやスカーフがキーアイテムに挙げられた。一方、アウターを絞り込む...

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《視点》均一化する美

NEW!2025/12/18

 今年はガールズグループ、HANAの活躍が印象的だった。オーディション時から楽曲まで一貫して「ありのままの自分を愛そう」と訴える。HANAに限らず、最近のアイドル音楽や美容系広告にもその潮流は広がり、自己肯定を促す...



《私のビジネス日記帳》和歌山から世界に エイガールズ社長 山下智広

2025/12/17

 輸出で最も重要となる〝信頼性〟。その向上に向けた自社のブランディング強化の過程で、人材育成や社員との対話も大事にしています。相手のブランドは素材作りに費やされる時間や苦労を理解し、作り手に敬意を払い、僕たちの声に...



《めてみみ》力を合わせて

2025/12/17

 少子高齢化が進むなか、社会保障制度のあり方を巡る議論が盛んになってきた。よく挙げられる例えが「胴上げ型」「騎馬戦型」「肩車型」。65歳以上の人を20~64歳の何人で支えるかという問題に関して、1965年は9.1人...



《視点》工場継続の難しさ

2025/12/17

 工場を継続する難しさを感じた。日清紡テキスタイルが綿スパンレース不織布「オイコス」の自社生産を停止する話を聞いた時だ。【関連記事】日清紡テキスタイル 年内めどに「オイコス」の自社生産を停止 オイコスは92年に原反...



《めてみみ》思いと査定のギャップを減らす

2025/12/16

 ロンハーマンは使い終わった服の買い取りサービスを始めた。30年までに二酸化炭素排出量実質ゼロの目標を掲げ、環境負荷の少ない物作りなどに取り組む同社にとってサステイナビリティー活動の一環だ。【関連記事】ロンハーマン...



《視点》真贋判定サービス

2025/12/16

 家族があるブランドのチャームを購入した。店頭では品薄で手に入らず、フリマアプリを利用した。 無料の鑑定サービスを申し込むと、届いたのは「明確な判定が出来かねます」との回答。本物か偽物か分からないという。 ようやく...



《めてみみ》すぐに効果は出ないけど

2025/12/12

 中核都市の駅前にあるSCが、行政や多くの地域事業者などとの連携企画を増やしていた。担当者に効果を聞いた時の第一声は「すぐさまには影響はないと思っている」だった。だが、ECが定着し、旅行など余暇の消費先も広がる中で...



《めてみみ》体験が生む好奇心の種

2025/12/11

 豊かな人生において必要不可欠なものは何か。一つ選ぶとしたら「好奇心」を挙げたい。健康と少しのお金をベースにしながら、何かに対する興味や探求が人に活力を与え、世界を広げる。 身近に、もうすぐ90歳になる女性がいる。...



《視点》今年のヒット商品

2025/12/11

 先日、日経トレンディが発表した「25年ヒット商品ベスト30」にはアパレル、ファッション系が入っていなかった。例年はいろいろなアパレルが取り上げられており、昨年はグンゼの「アセドロン」と「バレルレッグジーンズ」が入...