《素材メーカー、商社の決算分析②》紡績 構造改革の進捗で明暗
2025/12/05NEW!
紡績企業の4~9月連結決算は、主力事業が堅調に推移した富士紡ホールディングス(HD)とシキボウが前年同期比で増収増益となり、ほか2社は減収で損益は悪化。繊維事業はシキボウを除き苦戦した。シキボウは8期ぶりに上期で...
2025/12/05NEW!
紡績企業の4~9月連結決算は、主力事業が堅調に推移した富士紡ホールディングス(HD)とシキボウが前年同期比で増収増益となり、ほか2社は減収で損益は悪化。繊維事業はシキボウを除き苦戦した。シキボウは8期ぶりに上期で...
卵を原料とした機能性素材を開発・販売するファーマフーズ(京都市)は、鶏卵の殻の内側の薄膜から生まれた新素材「ovoveil」(オボヴェール)の販売を本格化する。スタイレム瀧定大阪が糸作りなどで協力しており、東京で...
帝人フロンティアは撥水(はっすい)速乾「カラット」の進化版として複合快適機能素材「カラットⅩ」を開発し、12月2、3日に東京で開いた27年春夏スポーツウェア素材展示会で初披露した。近年、国内外で急速に高まっている...
素材メーカー、商社の24年4~9月連結決算が出揃った。衣料関連の需要は勢いを欠き、欧州や中国の景気も低迷するなど厳しい事業環境にあるが、得意分野の好調や、構造改革などで健闘したところもあった。業種業界ごとに上期を...
宇仁繊維は26~27年秋冬向けで、秋の立ち上がりから使えるシアー素材や、様々なシーンで着られるシルキーなテキスタイルなどを充実した。 長引く残暑でジャケットの出番が減るなか、気温に合わせて羽織ったり着用したりして...
レースを企画・製造・販売する溝呂木の26~27年秋冬物は4テーマに分けた。得意なボタニカルモチーフや、トレンドをデザインソースにする。 一つは大聖堂の装飾をイメージしたクラシックな刺繍・レース。ベルベットの下地に...
蝶理とグループ会社のSTXは、合同で開くアパレルOEM(相手先ブランドによる生産)展「ファッションエキスポ」を通じて協働を深めている。このほど26年秋冬展を東京で開いた。(高田淳史) テーマは「トランジット/36...
天然繊維に強みを持つ企業や機械メーカー、海外企業など出展社の顔ぶれ、切り口が多彩になっている。【関連記事】《第8回北陸ヤーンフェアから㊥》暑さ、紫外線対策は必須他産地からも出展 岐阜県の木曽川染絨は、「北陸でも知...
「無関係の話だと思っていたが、すごく関係があるとわかった」。生地製造卸のラトレ(大阪市)は、社内向けに繊維・アパレル業界を取り巻く環境問題を主題にした研修を開き、全社員7人が参加した。これから本格化する欧州を中心...
26~27年秋冬向けのニットは、軽さと薄さが鍵になりそうだ。11月に開かれたニット合同展のジャパン・ベストニット・セレクション(JBKS)2025では、長引く残暑や暖冬で重厚なテキスタイルの需要が低迷するなか、糸...