《ファッション産業の展望㊦》地政学の利点をブランド力に転換する
2025/12/23NEW!
日本の23年の繊維輸出は原料・製品を含め約1兆1000億円規模である。原料と製品の割合は51対49とほぼ半々。製品のうち、衣料品は約3割で、残りはじゅうたん及び不織布などの工業繊維である。すなわち衣料品の輸出金額...
2025/12/23NEW!
日本の23年の繊維輸出は原料・製品を含め約1兆1000億円規模である。原料と製品の割合は51対49とほぼ半々。製品のうち、衣料品は約3割で、残りはじゅうたん及び不織布などの工業繊維である。すなわち衣料品の輸出金額...
瀧定名古屋の子会社で、アパレル製造・流通加工・物流を行うタキサダテクニカルサクセサー(愛知県春日井市、堀口剛社長)が、縫製事業で技術者の育成を進めている。15年の事業開始時は外国人技能実習生を含め14人だった人員...
ヤギは、環境配慮型素材「ユナ・イト」シリーズを軸に付加価値糸の販売を強めている。ただ「糸だけでの提案では限界がある」と産地企業との協業で独自糸を使った生地を開発し、提案の幅を広げる。 販売が前年比40%増ペースで...
マクロの視点で見ると世界のファッション産業は、堅調な成長軌道にある。市場規模は25年に約9200億ドルに達し、25~30年の年平均成長率(CAGR)は4.7%、30年には1兆1600億ドル規模になると予測されてい...
瀧定名古屋婦人服地部は、アパレル製造や物流を担う子会社タキサダテクニカルサクセサー(TS2、愛知県春日井市)の敷地内に、テキスタイルギャラリーをオープンした。クラフトマンシップをテーマに、ウール地で知られる尾州産...
ブランドタグやラベル、RFID(ICタグ)の世界的な大手メーカー、米エイブリィ・デニソンが欧米各国でスポーツのファンビジネスを盛り上げている。球場やアリーナで好きな名前や番号を入れたユニフォームを作れるソリューシ...
天然繊維から化合繊までの様々な産地が揃う日本。その環境を生かして作られた国産テキスタイルが世界で存在感を示している。評価されている点は、地域で受け継がれてきた高度な技術に裏打ちされる品質の高さや独自性。それらを付...
帝人フロンティアは、高機能シート中わたを「サーモフロント」としてブランディングし、国内に加え、海外市場に広げる。これまでもシート中わたを販売してきたが、脱ダウンの動きや海外での環境配慮を前提とした商材ニーズの高ま...
リファインバースグループは、自動車内装材の裁断時に発生する端材をマテリアルリサイクルし、再資源化した新素材「リオカ」を発売した。リオカはアスファルト改質剤として高い耐久性を持ち、自動運転技術の普及で予想される〝わ...
長い残暑と暖冬で、テキスタイルは軽さや薄さが必須となった。ウールの尾州やニットの五泉など秋冬向けを主力にする産地のメーカーは、気候変動に対応する素材提案を模索している。合繊メーカーでは快適性を追求したテキスタイル...