《素材メーカー、商社の決算分析⑤》繊維・メーカー系商社 売上高、利益ともにまだら模様
2025/12/10NEW!
繊維・メーカー系商社の25年4~9月決算は、国内外の景気後退を受け、売り上げ・利益ともにまだら模様となった。市況は芳しくないが構造改革や価格改定が進んだ企業は増益基調だった。【関連記事】《素材メーカー、商社の決算...
2025/12/10NEW!
繊維・メーカー系商社の25年4~9月決算は、国内外の景気後退を受け、売り上げ・利益ともにまだら模様となった。市況は芳しくないが構造改革や価格改定が進んだ企業は増益基調だった。【関連記事】《素材メーカー、商社の決算...
仮撚り加工を得意とするエイキ(石川県小松市)が蝶理と組み、世界でニーズが高まっているピンタイプの仮撚り加工糸を増産する。ピン仮撚り糸「SPX」の販売を強めている蝶理がピンタイプ仮撚り機2台と試験機を無償で貸与した...
安田倉庫は、帝人フロンティアから帝人物流の全株式(普通株式16万株)を65億円で取得し、完全子会社にする。株式譲渡実行日は調整中。 安田倉庫グループは中期経営計画でさらなる成長に向けた事業体制の構築を目指している...
大手・総合商社繊維部門の25年4~9月連結決算は、円安・物価高による消費マインドの低迷で国内市場全般に厳しさがあった。スポーツや一部カジュアル分野などは堅調だった。各社とも海外サプライチェーンを活用した体制を整え...
モリリンは、アパレル・雑貨向けの二次加工サービス「モリカスタムプロ」を開始した。プリント・刺繍の加工設備を物流倉庫内に整備することで、短納期でのオリジナル商品製作を可能にする。(小坂麻里子)一貫で短納期が強み 関...
染色加工企業は全社連結ベースでは増収もしくは横ばい基調で、利益もおおむね伸ばした。一方、繊維事業はばらつきがあり、特に損益が黒字・赤字で明暗を分けた。赤字企業は生地・製品が堅調だが、本業の染色加工の厳しさが目立っ...
紡績企業の4~9月連結決算は、主力事業が堅調に推移した富士紡ホールディングス(HD)とシキボウが前年同期比で増収増益となり、ほか2社は減収で損益は悪化。繊維事業はシキボウを除き苦戦した。シキボウは8期ぶりに上期で...
卵を原料とした機能性素材を開発・販売するファーマフーズ(京都市)は、鶏卵の殻の内側の薄膜から生まれた新素材「ovoveil」(オボヴェール)の販売を本格化する。スタイレム瀧定大阪が糸作りなどで協力しており、東京で...
帝人フロンティアは撥水(はっすい)速乾「カラット」の進化版として複合快適機能素材「カラットⅩ」を開発し、12月2、3日に東京で開いた27年春夏スポーツウェア素材展示会で初披露した。近年、国内外で急速に高まっている...
素材メーカー、商社の24年4~9月連結決算が出揃った。衣料関連の需要は勢いを欠き、欧州や中国の景気も低迷するなど厳しい事業環境にあるが、得意分野の好調や、構造改革などで健闘したところもあった。業種業界ごとに上期を...