紡績企業の25年4~9月連結決算 繊維は3社が減収、損益悪化
2025/11/18NEW!
紡績の上期(25年4~9月)連結決算で、繊維事業はシキボウを除いて苦戦した。物価高や円安を背景に損益も低調に推移している。構造改革も背景にあり、クラボウは安城工場(愛知県安城市)の閉鎖に伴う費用が圧迫して赤字。一...
2025/11/18NEW!
紡績の上期(25年4~9月)連結決算で、繊維事業はシキボウを除いて苦戦した。物価高や円安を背景に損益も低調に推移している。構造改革も背景にあり、クラボウは安城工場(愛知県安城市)の閉鎖に伴う費用が圧迫して赤字。一...
米WLゴア&アソシエイツは、高い透湿防水機能と環境への負荷軽減を実現した次世代の「ゴアテックスプロ」の打ち出しを強めている。製品の長寿命化やサーキュラリティー(循環性)など環境に配慮した素材開発を進める。 ファブ...
「ユニチカから譲り受ける営業基盤と当社の製造基盤が一体となってシナジーを発揮し、販売拡大していける」。こう話すのはシキボウの鈴木睦人社長。とりわけシナジーを期待するのは、アジアの販売網を活用した海外市場への拡販だ...
東京テキスタイルスコープ26年秋冬は、柄やプリントなどで技巧を凝らしたテキスタイルが目を引いた。チェックやウールが注目され、毛足やフリンジで表面に動きのある素材も良さそうだ。暖冬で求められる薄さや軽量感に配慮しな...
名鉄竹鼻線の電車内と新幹線岐阜羽島駅コンコース、ぎふ羽島駅前フェス・メインステージの3カ所を会場として「尾州ファッションショー」が開かれた。岐阜県毛織工業組合と羽島市青年会議所の共催事業で、初めての試み。(浅岡達...
「ジャパン・テキスタイル・コンテスト2025」(JTC)の審査会(須藤玲子審査委員長)が、愛知県一宮市で開かれ、グランプリに、池口達治さん(尾張繊維技術センター)の「絣格子」を選んだ。 162点の一般応募から選ば...
東京テキスタイルスコープ26年秋冬では、ウールの提案が目立つ。糸や組織に工夫を凝らし、さらりとした肌触りや軽さで暑い秋、暖冬に対応する。ほか、産地が得意とする素材や技術を生かしたテキスタイルや環境に配慮した素材も...
スタイレム瀧定大阪は26~27年秋冬向けテキスタイルで、華やかさと快適性を両立し、服を着る楽しさを呼び起こす多彩なテキスタイルを提案した。四つのテーマに分けて、トレンドを取り入れた華やかなジャカードやツイードなど...
総合素材展の東京テキスタイルスコープ(TTS)26年秋冬が11月12日、東京都立産業貿易センター浜松町館で開幕した。プレミアム・テキスタイル・ジャパン(PTJ)とJFWジャパン・クリエーション(JFW-JC)を再...
「撚糸工場を買収して正解だった」。毛紡績・ニットメーカーの佐藤繊維(山形県寒河江市)の佐藤正樹社長はそう話す。ニット産地の山形で牧羊と手編み用毛糸の手紡ぎを祖業とする同社。近年は、廃業した協力工場を買収したり、設...