素材・製造・商社

PVパリ27年春夏は日本に注目 緻密な職人技とサヴォワールフェールに親和性

2025/12/24NEW!

 26年2月に国際素材見本市のプルミエール・ヴィジョン(PV)パリ27年春夏が開かれる。春夏展のテーマは「サヴォワールフェール」(匠(たくみ)の技)で、世界から国・地域を特定し、その土地の伝統工芸や技術に焦点を当て...

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《ファッション産業の展望㊦》地政学の利点をブランド力に転換する

2025/12/23

 日本の23年の繊維輸出は原料・製品を含め約1兆1000億円規模である。原料と製品の割合は51対49とほぼ半々。製品のうち、衣料品は約3割で、残りはじゅうたん及び不織布などの工業繊維である。すなわち衣料品の輸出金額...



タキサダテクニカルサクセサー 縫製技術の継承を推進 次世代人材が定着

2025/12/23

 瀧定名古屋の子会社で、アパレル製造・流通加工・物流を行うタキサダテクニカルサクセサー(愛知県春日井市、堀口剛社長)が、縫製事業で技術者の育成を進めている。15年の事業開始時は外国人技能実習生を含め14人だった人員...



ヤギの「ユナ・イト」シリーズが海外向けで伸長 糸に加え、生地で提案

2025/12/23

 ヤギは、環境配慮型素材「ユナ・イト」シリーズを軸に付加価値糸の販売を強めている。ただ「糸だけでの提案では限界がある」と産地企業との協業で独自糸を使った生地を開発し、提案の幅を広げる。 販売が前年比40%増ペースで...



《ファッション産業の展望㊤》外需こそ商機あり 特に女性のカジュアルが拡大

2025/12/22

 マクロの視点で見ると世界のファッション産業は、堅調な成長軌道にある。市場規模は25年に約9200億ドルに達し、25~30年の年平均成長率(CAGR)は4.7%、30年には1兆1600億ドル規模になると予測されてい...



瀧定名古屋婦人服地部、敷地内にギャラリー新設 尾州ウールの魅力をアピール

2025/12/22

 瀧定名古屋婦人服地部は、アパレル製造や物流を担う子会社タキサダテクニカルサクセサー(TS2、愛知県春日井市)の敷地内に、テキスタイルギャラリーをオープンした。クラフトマンシップをテーマに、ウール地で知られる尾州産...



米エイブリィ・デニソン、ユニフォームのカスタマイズでファンビジネス拡大

2025/12/22

 ブランドタグやラベル、RFID(ICタグ)の世界的な大手メーカー、米エイブリィ・デニソンが欧米各国でスポーツのファンビジネスを盛り上げている。球場やアリーナで好きな名前や番号を入れたユニフォームを作れるソリューシ...



《26~27年秋冬ファッションテキスタイル㊦》日本ならではの技術で存在感 品質や付加価値を向上

2025/12/19

 天然繊維から化合繊までの様々な産地が揃う日本。その環境を生かして作られた国産テキスタイルが世界で存在感を示している。評価されている点は、地域で受け継がれてきた高度な技術に裏打ちされる品質の高さや独自性。それらを付...



帝人フロンティア 高機能シート中わたの総合ブランド「サーモフロント」を立ち上げ

2025/12/19

 帝人フロンティアは、高機能シート中わたを「サーモフロント」としてブランディングし、国内に加え、海外市場に広げる。これまでもシート中わたを販売してきたが、脱ダウンの動きや海外での環境配慮を前提とした商材ニーズの高ま...



リファインバースグループ 自動車内装材の端材をアスファルト改質剤に再資源化

2025/12/18

 リファインバースグループは、自動車内装材の裁断時に発生する端材をマテリアルリサイクルし、再資源化した新素材「リオカ」を発売した。リオカはアスファルト改質剤として高い耐久性を持ち、自動運転技術の普及で予想される〝わ...