「ジーンズファクトリー」の高知・インターナカツ 『らんまん』で注目の牧野植物園とウェア

2023/04/12 10:59 更新


商品のモデル、池上さん(左)と安藤さん

 セレクトショップ「ジーンズファクトリー」を運営するインターナカツ(高知県)は、24年の創業40周年に向けた記念企画として、高知県立牧野植物園と協業したウェアを4月21日に発売する。同植物園は、4月から放送されているNHKの連続テレビ小説『らんまん』の主人公のモデルで「日本の植物分類学の父」と言われる高知県佐川町出身の植物学者、牧野富太郎博士の業績を顕彰して設けられた。

 製作はアメリカの老舗ワークウェアブランド「ユニバーサルオーバーオール」に依頼した。園内で働いているガーデナーのワークウェアにヒントを得たワークウェア兼ファッションウェアの「マキノガーデナーベスト」「マキノガーデナーシャツジャケット」「マキノガーデナーパンツ」の3型を出す。ワークウェアの機能性とスタイリング、ディテールを意識したという。

 「黒色は虫が寄る」(牧野植物園)といわれるが、ファッションには不可欠として取り入れ、それぞれ黒、ベージュ、オリーブを揃える。

 ストレッチナイロンを使い、イージーケア性も特徴。ジャケット、パンツは縫い糸の配色でステッチを浮かび上がらせる。黒地にはアイボリー、ベージュにネイビー、オリーブにアイボリーの縫い糸を組み合わせた。

 ベストは80年代のフォトグラファーベストを基本に10個のポケットを付け、収納機能を高めた。パンツはイージーパンツタイプ。通常のポケット下に隠しポケットを付け、内側の生地はメッシュ。ジャケットはプルオーバータイプで、前身頃にマチ付き大型ポケットを付ける。

 販売はジーンズファクトリー全11店、ユニバーサルオーバーオール直営店、両ECサイト。

 商品のモデルは、高知県に在住する映画監督の安藤桃子さん、俳優の池上幸平さんが務める。安藤さんはSNS上での記念動画を撮る。



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