パソナグループ、万博自社パビリオンのドレスを発表 97歳のデザイナーが担当

2024/09/03 17:00 更新


アテンダントが着用するドレス(中央が藤本さん、右から3人目が南部代表)

 パソナグループは25年大阪・関西万博に出展するパビリオン「パソナネイチャーバース」のアテンダントが着用するドレスを発表した。97歳の現役デザイナー、藤本ハルミさんが制作を担当、帯地やきもの地を活用し日本の伝統文化を発信する。

 南部靖之パソナグループ代表取締役グループ代表は「藤本さんは私と同じ神戸出身。来年は神戸の大震災から30年にもあたり、藤本さんのことが思い浮かんだ」と話した。

 ドレスはいずれも日本ならではの技法を用いた帯やきものを使ったもので、「祇園山鉾」「桜吹雪」「松竹梅」などの名称が付けられている。藤本さんは神戸を拠点に長くデザイン活動を続けている。「97歳で万博のドレスを作れるなんて夢のような話。日本の伝統文化を世界の人に見てもらいたい」と話した。



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