韓国のフットウェア「ヤセ」 渋谷パルコに日本初の期間限定店 軽さを研究、継続的な成長続ける

2026/10/05 11:30 更新NEW!


重厚なレザーでビンテージの革靴の質感を出している。伊エクストラライトと協業する超軽量ソールを使っている

 韓国のフットウェア「YASE」(ヤセ)は、東京・渋谷パルコ4階の韓国ファッションブランド店「ザ・ヒュンダイ」の一角で10月21日までの期間限定店を開催中だ。ソウルを拠点にするCCC COMPANYが運営し、卸売りと自社ECで販売しながら韓国市場で成長し続ける。

 CCC COMPANYは11年に革製品メーカーとして創業。デザイナーを担うムン・ジウCEO(最高経営責任者)は「工場を運営する中で、格好いい革製品ほど重くて不便なものが多いと気付いた。そこで、もう少し実用性や快適さにフォーカスして、格好いいデザインを快適な靴として作ってみようと16年に立ち上げた」と話す。その後、販売が伸びて自社はサンプル制作に徹し、量産は中国と韓国の靴メーカーに依頼。中国ではウォッシュ加工の工場に投資している。

デザイナーを担うムン・ジウCEO

 「ドレスシューズとスニーカーの間のポジション」を意識して革靴からスニーカーまで幅広く企画。それぞれ、手に取った瞬間の軽さが消費者に響く。アッパーはビンテージの革靴を模した重厚なレザーを使っていても、履き心地は軽やか。「韓国のタイヤメーカーと協業開発した、廃タイヤを加工したアウトソール、伊エクストラライト社の超軽量の発泡素材を使ったオリジナルソール」といった独自のソールが大きな強みだ。「若い世代は活動的な人が多いし、それで評価されたのだと思う。ある時点で急激に人気が出たというよりは、少しずつ認知度を積み上げてきて、こうして日本でも紹介できるようになった」。

重厚なレザーを使ってビンテージの革靴の質感を出しているが、伊エクストラライト社と協業する超軽量ソールを使っている

 期間限定店では、韓国の俳優のキム・ボラさんとの協業モデルのスニーカーを展開。最近は、インフルエンサーとの協業にも積極的に取り組み、その目的は明確だ。「多くの種類の靴を履く人、長時間歩く人たちと協業しており、それぞれの履き癖にもヒントがある。歩行時の圧力を分散するデザインやシルエットに発展させている」という。

韓国の人気クリエイター、ソンジュソンジュと協業したスニーカー

 日本での小売価格はホースハイドの革靴で2万円台半ば、スニーカー2万円台前半、ブーツ4万円前後。



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