青山商事は、機能的でコストパフォーマンスに優れた「ゼロプレッシャー」シリーズから昨年3月に販売したスニーカーが、1年で累計1万足を突破した。同スニーカーはスーツに合わせやすいシンプルなデザインと機能性を兼ね備えた履き心地の良さから、初めてビジネスシーンでスニーカーを履く人の支持も高く、これまでにない大きな反響があった。
ゼロプレッシャースニーカーはウォーキングシューズのようなフィット感を得るため、アッパーとアウトソールの接着を同時に行う製法を採用し、足裏の形状に沿う屈曲性がスムーズな歩行をサポートする。インソールにはクッション性の高い素材を使用することで、履き心地が良さ、長時間の歩行でも体への負担を和らげる。さらに、履き口にはスキューバダイビングのウェットスーツに使われるストレッチ性の高い生地で、靴ひもを緩めることなく楽に脱ぎ履きできる。表素材には、通勤時や外出時の急な雨でも安心して履ける撥水加工をしている。
今春にアップデートしたスニーカーは、顧客から「より高い通気性が欲しい」「女性でも履けるサイズが欲しい」という声をもとに企画した。かかと部分は、内側の靴底とかかとの素材を一体にすることで強度を上げ、かかと部分がつぶれにくくスムーズに足入れをすることができる。さらにインソールの表面は、ドライメッシュ素材に変更し、通気性を高めることはもちろん、クッション性も高めることで足への負担軽減を考慮した。その他、レディススタイルでも取り入れやすくするために、SSサイズも新たに追加した。税込み5390円。