スニーカーセレクトショップを運営するフットロッカーアトモスジャパンは、パリ五輪で話題になった新種目「ブレイキン」の競技振興に乗り出している。9月8日には大会「ブレイキンジャム」を主催し、男女各1人の優勝者に賞金100万円と1年間のスポンサー契約を授与した。
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ブレイキンジャムは、主力取引先である米ナイキが7月に、「ナイキ」ブランドとして初めてブレイキン用シューズ「ナイキジャム」を発売したことを記念し、企画した。13~27歳の女性が主な対象で、コンセプトの一つにダンスを掲げる業態「アトモスピンク」が主催した。当日は、パリ五輪に出場したシゲキックスさんも出演し、大会を盛り上げた。
シゲキックスさん「五輪で知名度上がった」
五輪の反響は大きく、「ブレイキン」という競技の知名度が飛躍的に上がりました。アトモスのように企業が競技を支援するのはありがたいことです。Bボーイ・Bガールの将来を明るくする、意味ある取り組みだと思います。ナイキジャムは軽く、アッパーの前足部が柔らかいので、踊りやすいシューズです。ソールのサイドにあるロゴは逆向きで、競技中に(倒立などで体が)反転したときにスウッシュが正しい向きで見えるギミックにもなっています。