バナーデニムジャケット
ビッグジョン（岡山県倉敷市）は「ビッグジョン」で、国内でのジーンズ製造販売50周年を記念し、バナーデニムジャケットとパンツを数量限定で12月半ばに発売する。
【関連記事】ビッグジョン 葦を活用したジーンズ、マクアケから先行販売
23年は同社がクラボウと初の国産ジーンズを共同開発してから50周年に当たり、今回は周年企画の第2弾となる。
ジーンズショップが爆発的に広がった80～90年代、メーカーが提供していた販促物の一つがデニムバナー。目立つ場所に貼れるかどうか、メーカーと小売店の関係が分かる重要なものだった。そのアイコニックなデザインやビンテージ品への関心の高まりに伴い、デニムバナーが再注目されていることから、手捺染で表現したデニムバナーを製品にプリントした。
クラボウの14オンスのセルビッジデニムを使い、京都の手捺染工場で手作業で全面プリントした。地図の様なモチーフに、大きなベースボールロゴでブランドの普遍的なテーマを表現した。当時の雰囲気を伝えるため、8番手の太い糸を使い、昔ながらのベーシックな縫製方法を採用した。ジャケット、パンツどちらも格好よく見えるように裁断にも留意した。ブランドロゴもかつて使用していたものに統一している。
デニムジャケットが税込み13万2000円、ジーンズは11万円。どちらもリジッド（未洗い）による限定50着で、シリアルナンバーを刺繍で入れた。岡山県倉敷市の児島、大阪、東京にある直営店と公式オンラインショップのみで販売する。ノベルティーとしてデニムクラッチバッグを用意する。
