スペイン・マヨルカ島発のシューズ「カンペール」は今夏、イタリアの「スンネイ」と協業し、左右どちらの足でも履ける左右対称のシングルシューズ「フォロネ」を商品化した。6月26日からカンペールのECで販売し、7月16日に新宿フラッグスの直営店で発売する。
【関連記事】カンペール、6パーツで組み立てるスニーカーを発売 分別廃棄で靴の課題解決
様々な分野で世界的に活躍するデザイナーやブランドと協業して製品や店舗を創り出す「カンペールトゥギャザー」の一環。24年はスンネイと初めて取り組み、既成概念にとらわれず、相互的に影響し合う姿勢で形にしていった。
カンペールは96年に、左右どちらの足でも履けるデザインで3色(足)が1セットになったシューズ「トリンズ」を出している。そのアーカイブを元に、「ワン・シューズ・コンセプト」のフォロネへと発展させた。
耐久性を重視し、バルカナイズ製法によってラバーのアウトソールと通気性の良い100%リサイクルコットンのアッパーをしっかりと接着させている。形状記憶素材のフットベッドを採用し、左右の足の構造に柔軟性を持ってフィットする。
レッド、ベージュ、グリーン、ブルー、マスタードの5色があり、片足税込み1万7600円。デザイン上、右左の区別はなく、買い足して組み合わせを自由に楽しめる。ユニセックスで取り扱いは、36~44の10サイズ。