女性の健康調査 女性ホルモンの知識ある17%

2021/07/26 06:26 更新


 大塚製薬の「女性の健康に対するアンケート調査」によると女性の「定期的に婦人科健診を〝ほぼ/全く受診しない〟」人は49%、「かかりつけ婦人科医がいない」人は72%と健康状態の把握が非常に弱いことがわかった。また、「月経の仕組み」や「妊娠の仕組み」に関する知識のある人は約30%、「女性ホルモンの働き」に関しては17%、「女性ホルモンの変化の影響」は16%と女性ホルモンに関する知識を持っている人は非常に少ないことも明らかになった。

 家族やパートナーが「女性の健康に理解・配慮がある」と回答した人は22%、女性の健康に関して「企業が取り組んでいる」と回答した人はわずか13%だった。

 一般的なセルフケアに加えて医療機関を利用している人の方が「自然体に過ごせる」「人に対しておもいやりがもてる」の設問項目に「はい」と回答している人が多いほか、「仕事・家事におけるパフォーマンスが安定している」と回答した人は40.3%と高かった。=表は職場の取り組み

■女性の健康に関するアンケート調査 全国の35~59歳の女性約2400人を対象に今年1月下旬に実施した。



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