東京証券取引所(以下、東証)は22年4月4日に、現在の市場区分を「プライム市場」「スタンダード市場」「グロース市場」の三つの市場区分に見直す。現在は「市場第一部」「市場第二部」「マザーズ」「ジャスダック(スタンダードとグロース)」の四つの市場区分がある。これらは、東証と大阪証券取引所が13年に株式市場を統合した際、上場会社や投資者に影響が出ないように、市場構造を維持した。ただ、各市場のコンセプトがあいまいで、多くの投資者にとっての利便性が低いことなどの理由から、前述の3市場区分に見直す。
《FB用語解説》東証の市場区分 三つの区分に見直し
2021/10/06 06:22 更新