岐阜アパレル・縫製業1~3月の景気動向 アパレル苦境鮮明 縫製は改善の兆し

2026/05/26 17:00 更新NEW!


 岐阜市は岐阜アパレル・縫製産業の26年1~3月の景気動向調査を発表した。

 岐阜アパレル産業のDI(景気動向指数)の前回比較では、在庫で8.4ポイント、借り入れ難度で8.1ポイント改善した一方、業況見通しで14.3ポイント、仕入れ価格で11.1ポイント悪化した。

 経営上の問題点の1位は「売り上げ減少」で、2位が「経費の増加」だった。

 回答企業は「秋冬物の受注が年々減少傾向にある。先行きが不透明になっている」(メンズ)、「仕入れ値は上がるが、納入先は値段を上げないようにしている。板ばさみ状態」(メンズ)、「全体的に売り上げが立たな過ぎて何もやりようのない期間だった」(婦人子供服)などとコメントした。中には「アパレル事業部を廃業した」「業態を縮小した」といった意見もあり、苦境が鮮明になった。

 縫製産業のDIの前回比較では、利益率で26.6ポイント、資金繰りで17.1ポイント、業況判断で15.0ポイント改善した一方、従業員で23.4ポイント、業況見通しで16.6ポイント悪化した。経営上の問題点は「原材料費の増加」が最多で、「受注減」が続いた。

 回答企業からは「新規取引先が増え例年と比べ受注が大幅に上昇し、操業度も増した」「増収のため、人材確保と設備投資を検討中」など状況が上向いていると見られるコメントもあった。一方、「2、3月は最悪だった。技術、納期など様々な問題がある」との意見も出ていた。

 アパレル産業の有効回答数は39社。内訳は婦人子供服19、メンズファッション16、ニット雑貨4。縫製産業は12。



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