ジュエリーブランド「ヒロタカ」は、2店目となる直営店を丸の内ブリックスクエアにオープンした。店舗面積は63平方メートル。
ファサードにはハナカマキリをイメージしたメタルエンブレム、エントランスには、触覚を思わせるオリジナルのランプが下がる。中央には天井高4メートルの空間に伸びる4本の支柱とガラスケースがあり、少し奇妙なフォルムの木の実や貝殻、羽根などとともに、クローズアップするコレクションがディスプレーされている。


植物や昆虫は、いずれもデザインのヒントとしてきたもの。「一見ミニマルなジュエリーが、どんなものをインスピレーション源にしているか感じられる場所にしたい」とデザイナーの井上寛崇。両サイドに配置された大鏡は、無限の広がりを感じさせ、ミステリアスなムードを醸し出す。
同店では、メインラインのほかファインジュエリーや一点物のコレクション、新作のカラーストーンのジュエリーも販売する。これまでダイヤモンドとゴールドをメインにしたアイテムを見せてきたが、「ヒロタカらしい天然石の見せ方はと考えてきて、やっと形にできた」と話す。

また、カスタマイズできるチャームのコレクションなど、直営店ならではのパーソナルなサービスも充実させる。今後、卸ビジネスも継続しながら、来年以降も店舗を増やしていきたいとしている。
