ザ・ファクトリー(東京)のレディスブランド「ジェーンスミス」は24年夏物で、メンズライクなアイテムに、チュールやレースなどを使ったフェミニンなアイテムをレイヤードしたスタイリングを提案する。
ショート丈のタンクトップやTシャツには、ナイロンチュールで仕立てたダブルブレストのショート丈ジャケット(税抜き3万9000円)を羽織る。細番手の糸を使ったシアーニットトップ(3万2000円)は前後ツーウェーで着られる。首から胸元に付いたリボンの結び方を変えることで、表情の変化を楽しめる。
ハリのあるコットンを使ったショート丈のシャツとパンツのセットアップ(2万8000円と2万4000円)は、花柄刺繍のレーストップ(2万6000円)に合わせる。ウエスト部分を折り返したワークパンツ(2万9000円)もある。写真家のティム・バーバーと協業したTシャツ(1万1500円~1万9000円)も作った。
ジェーンスミスは14年にスタートした。元セレクトショップでバイヤーを務めた吉田雄二さんが古着から着想したデザインを落とし込んだ商品を提案している。30~40代女性を中心に、服好きの幅広い年代をつかんでいる。
販路はセレクトショップへの卸売りが中心。5月には東京・渋谷区富ヶ谷に実店舗をオープンした。