子供服輸入卸のヒロボシ(広島市)は、25年春夏物から韓国ブランド「ゼリーメロ」の販売を開始する。ママ世代で韓国子供服への注目が高まっていることから扱いを決めた。
欧州の子供服を全国の専門店に卸販売する同社は、アジアブランドの扱いは初めて。日本で韓国の子供服は、市場で買い付けた低価格の商品が普及しているが、「クリエイションが高いものも多く、その価値を広めたい」(ミケレ・コロンブリノ輸入部門課長)という。既存の欧州ブランドと同様、遊び心あるプリントが特徴のゼリーメロから販売を始める。
ゼリーメロは13年設立で、韓国で企画から生産までを一貫する。幼い頃の純粋さや可愛らしさからインスピレーションを得た、個性的な柄とシルエットが特徴。中心価格は25年春夏物でジャケット1万5000円前後、ドレス1万2000円前後、パンツ9000円前後、Tシャツ7000円前後。現代百貨店などに複数店を持つ。