英国のアウトドアブランド「カリマー」を製造販売するカリマーインターナショナル(東京、濵田博行社長)は、秋冬のアウトドアを暖かく快適に過ごすウェアが好調だ。
カリマーの今秋冬物は、「ビー・ウィズ・ネイチャー」をテーマに、積雪期にも対応するダウンジャケットや中空繊維「オクタ」を採用したミッドレイヤー、保温機能を備えたトレッキンググローブなどを企画した。「カリマーらしいスタイルとカラーで、かつ日本の秋冬の気候に最適なアパレルコレクション」(商品部プロダクトチームの狩野ゆかりさん)が特徴だ。
オクタを採用したミッドレイヤーは今秋冬の注力商品の一つ。8本の突起をもつ中空繊維オクタを使用した軽量なフーディー型ミドラーの「サーマルフーディ」(税込み1万8700円)や「サーマルクルー」(1万2100円)、中空8フィン断面の多機能繊維「オクタCPCP」を採用した「マウンテンジップアップ」(1万1000円)や「マウンテンクルー」(9350円)など多彩な商品を揃え、高い保温性と速乾性、軽量性で寒い季節に向けた行動着として売れている。
カリマーでは「自然との出合いをプロダクトを通じて提供する」(商品部プロダクトチームの富山武範さん)ことを目的に、日本の四季に適したコレクションを企画。今秋冬はアパレル、バッグと連動した帽子やグローブなどのアクセサリーも充実し、トータル提案のできるアウトドアブランドとして強化している。