仏ケリングのピノー会長 ミケーレ就任を祝福

2024/04/01 06:25 更新


 【パリ=松井孝予通信員】アレッサンドロ・ミケーレがクリエイティブディレクターを務めた「グッチ」を傘下に持つ仏ケリングは昨年、「ヴァレンティノ」を所有するカタールの投資会社メイフーラと戦略的パートナーシップを結び、ヴァレンティノの株式の30%を取得し、28年までの全株式取得のオプションを得た。ミケーレとケリングはヴァレンティノを介し再び縁がつながったという見方もできる。

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 ケリングのフランソワアンリ・ピノー会長兼CEO(最高経営責任者)は、「とてもうれしく思う」と祝福し、「彼の持つクリエイティビティー、多岐にわたる才能で、ヴァレンティノの素晴らしいヘリテージを見事に解釈し輝かせると確信している」とコメントした。



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