kyoka(東京、江端杏香代表取締役)は、グラマーサイズ専門のランジェリーブランド「kyoka」の販売に力を入れる。大学卒業後に美容部員や秘書などで働いてきた江端代表が、自身の経験を通じ、「大きいサイズ、可愛い下着の種類の少なさに悩んできた。それなら自分で作ろう」と決意。ランジェリーカレッジ、バンタンデザイン研究所ランジェリーデザイン科で学び、20年に会社を立ち上げた。コロナ禍や工場探しなどで苦労したが、今年5月にクラウドファンディング(CF)のキャンプファイヤーでデビューし、ブランドサイトのEC、一部卸などで販売している。
フリルナイトブラとダブルストラップブラは、共にノンワイヤ設計(税抜き1万2800円)。サイズはFからIカップまで揃え、ブラに合わせたショーツも展開する。ナイトブラの特徴は①前ホックで肌にあたらずストレッチテープを使うなどの着け心地の良さ②バストサイドをしっかり寄せながら胸元の独自カッティングデザインによる安定感③ストラップは肩にフリルのあるタイプとダブルストラップタイプがあり共に調節が可能④柔らかで伸縮性のあるラッセルレースを多用⑤胸元に金具を付け、リボンを通して気分を変えたりできる――など。
当面、様々な露出機会を増やしながらブランドの知名度を上げていく。今は日中のリラックス時にも使えるナイトブラだけだが、順次商品の幅を広げていきたい考え。「将来的には海外市場にも発信していきたい」という。