「ロエベ」は10日、ニューヨーク(NY)初の路面店をソーホーのグリーン通り79番にオープンした。全ての店舗に共通するデザインを取り入れ、自然の素材を多く使いながら、ソーホーならではの建築スタイルを尊重して建物の大部分を本来の状態に復元した。
壁面はでこぼこしたスタッコ仕上げ、床は元々使われていたオーク材が敷かれている。ガラス大理石や銅、スペインの石灰石でできた什器などが使われている。
商品はウィメンズとメンズのウェア、バッグ、革小物、ソフトアクセサリー、シューズ、アイウェア、ジュエリー。床から天井まで伸びる40本もの棒状のオブジェは、南仏のアンティークのリンゴ圧搾機から着想して作られている。
他店と同様に、アートコレクションも充実する。ロエベが所有し拡大を続けるアートやクラフトのコレクションの中から、8人の芸術家の作品が展示されている。1階には南アフリカのリサ・ブライスによる女性画、スリランカの写真家ライオネル・ウェントのビンテージ写真などが飾られている。
