NPO法人(特定非営利活動法人)、DEAR ME(ディアミー)はこのほどフィリピン、カンボジア、日本の3カ国でファッションショーを開いた。3カ国での開催は初めて。
15年からフィリピンの貧困地区で暮らす子供たちがモデルとなり「ランウェーの上で夢を描く」をコンセプトにショーを開いてきた。今回は3カ国に拡大し、フィリピン・マニラでは12回目となるショーを開いた。衣装は子供たちが描いた「将来の夢」や「憧れの服」のデザインを元に、日本の大学生やボランティアが中心となって制作した。
ショーを通じて子供たちに自由に自己表現する楽しさを感じてもらいたいと回数を重ねてきた。マニラでは62人のモデルが参加し、観客は約300人と過去最大規模。初開催したカンボジアでは20人のモデルが参加。日本では3月に大阪・あべのキューズモールで多文化共生をテーマに開き、外国にルーツを持つ子供など20人が参加した。
ディアミーはファッションを通じて持続可能な社会作りを目指すNPO。企業とZ世代が持続可能な社会を共創するプロジェクト「タイムレスワース」やフィリピンではショーの開催に加え、「ランウェーの上で描いた夢を実現する場を作る」とアパレルのデザインや縫製を学べるスクール兼工房「ココラボ」を23年に開校した。
衣装生地の一部を田村駒が協賛
繊維専門商社の田村駒は、フィリピンで開かれたファッションショーの衣装向けの生地の一部を協賛した。ディアミーが掲げる「誰もが平等に夢を描き、夢中になれる公平な社会」というビジョンに共感。この間、次世代を担う子供たちの支援にも取り組んでおり、今回初めて生地を協賛することにした。
