オンワード樫山のDtoC(消費者直販)ブランド「アンフィーロ」24年秋冬は、ブランドパーパスである「動く。すべての人に、機能美を。」に即し、機能素材を使ったアイテムを充実した。撥水(はっすい)加工した軽くてストレッチ性のある「アンフィーロデニム」を提案する。
(坂入純平)
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アンフィーロは、客の反応が良い素材のアイテムを拡充することで大きく売り上げを伸ばしてきた。24年春夏にレディスで発売した、撥水性のある軽量なデニムパンツの好調を受け、24年秋冬からはアンフィーロデニムと名付け、シリーズとして打ち出す。これまでレディスのカーブワイドシルエットのみだったが、新たにスリム、テーパード、ワイドストレートの3型を作った。メンズはスリムテーパードとワイドストレートの2型。レディスが税込み9990円、メンズが1万2980円。デニムシリーズの認知度向上を念頭に、店頭で販売する際にはヒップポケットにオリジナルロゴを記したフラッシャーを付け、視認性を高める。
軽い着心地のアウター類も充実した。レディスは、継続的に行っているダウンブランド「タイオン」との協業でダウンジャケットを揃えた。今回は新たにリバーシブルで着用できるボアのダウンジャケット(2万2990円)を作った。メンズはダウンはなく中わたのみ。表地には、撥水、抗菌、防臭、透湿性などの機能を備えた「ライトムーヴ」を使った。ミリタリージャケットのディテールを取り入れたジャケットやベストなどがある。ジャケット4万4990円。