カジュアルウェア、シューズメーカーのオージー(東京)のオリジナルサンダルブランド「スイコック」の24年春夏コレクションは、「バイ・ザ・シー」がテーマ。海にまつわるシーズンカラーと、80~90年代の伝統的ハイキングブーツに着想した現代的なデザインが揃う。
「BOMA」(ボマ)は重厚なハイキングブーツのディテールながら、現代的なミュールタイプに仕上げた。甲にストレッチメッシュを使うことで通気性を高める。すばやくアジャストできるシューレースで足をホールドし、つま先を硬くすることで高い安全性を確保する。税抜き2万5000円。ベージュとグレー、ブラウンとグリーンの組み合わせがある。
「MOGI」(モギ)は懐かしさを感じさせるスライドサンダルタイプ。厚めのクッション材、ハリのある編み込みのテープで足をしっかりとホールドする。2万4000円。配色は同じ。
二つともアウトソールにはオリジナルのトレックソールを使っている。グリップ、摩耗に強い独自配合のラバー。サイドから見ると重厚なタンクソールだが、底面は上品に波打つ。足の接着面の「スイコックオリジナルEVA(エチレン酢酸ビニル)抗菌フットベッド」は、抗菌剤を練り込んでいるので長期間にわたり抗菌効果を維持できる。