ユナイテッドアローズの「グリーンレーベルリラクシング」23~24年秋冬ウィメンズは、仕事と遊びの両方で使えるアイテムを強化する。他ブランドへの別注、協業商品の企画にも力を入れ、若年層や高感度層にもアプローチする。
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通勤服としての需要が高いが、コロナ禍を経て働き方が多様化したことを受け、トラッドなアイテムに遊び心や抜け感を加えたスタイリングを提案する。金ボタンをあしらったツイード風のベスト(税込み9900円)にはTシャツ(5280円)を合わせ、カジュアルなサロペットはフェイクレザーで作った。ダブルの紺のブレザー(1万9250円)はこれまでより身頃幅を少しオーバーサイズにして、レイヤードを楽しめるようにしている。22年秋冬から企画しているビュスティエは今季、英国風の細かいチェック柄にし(9900円)、同素材のパンツ(1万2100円)とセットアップを出す。
20~30代や服好きのファンを集めるデザイナーブランドと別注・協業商品を企画し、新規客獲得に力を入れている。22年夏から協業している「エリン」では、袖に深いスリットが入ったスタンドカラーのシャツ(1万4300円)、「ダリア」のチュールブラウスや「アデルビジュー」のパールアクセサリーも企画した。