ワンダーファブリック 阿寒アイヌ民族と協業でアイヌ文様のキャップ

2021/03/22 06:27 更新


キャップ全面に文様

 きものや日本の伝統織物を素材として使うキャップブランド「ワンダーファブリック」は、北海道・阿寒アイヌ民族と共同でアイヌ文様のベースボールキャップを製作し、自社サイトで販売している。阿寒コンサルン(知的財産保護事業)が認証した企画で、アイヌ文様の持つエネルギーを総柄で表現した。

 このアイヌ文様は、北海道アイヌ協会伝統工芸師・アイヌ文化財団文化活動アドバイザーである小林慶子さんによるもの。文様をシルクスクリーンで1枚ずつ手刷りし、ハンドメイドでキャップにした。力加減を変えてプリントすることで色に強弱がつき、仕上がりの雰囲気に味が出るよう工夫したという。

 素材は綿で国産。MLサイズ(57センチ~60センチ)、XL(60センチ~63センチ)、税込み1万1000円。



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