ベトナム中部1号のイオンモールフエ開業 全土を対象に積極開発

2024/09/21 12:35 更新


21日に140店でオープンしたイオンモールフエ

 【ベトナム(フエ)=田村光龍】イオンモールがベトナムで中部に領域を広げるイオンモールフエ(フエ市)が9月21日、開業した。

 同社は中国、東南アジアを成長エンジンとして開発を進めているがその中でもベトナムは最重点。すでに南部のホーチミンエリア、北部のハノイエリアにそれぞれ三つずつ大型SCを設けている。ハノイでオフィスと複合したイオンモールホアンマイ(仮称)の開発を決めるなど両エリアでドミナントを充実することにしているが、イオンモールフエを開設したことで全土を対象に拡大する構えを改めて示した。「今後も積極的な開発をしていきたい」(大野惠司社長)とし、各地で行政との協定締結が広がっていることも含め着実な開発を進める。

 イオンモールフエは総賃貸面積5万1000平方メートルでGMS(総合小売業)のイオンを核店舗に多彩な140店が揃う。

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