東南アジアや東アジアのストリートブランドを主力にした合同展示会「エースペース」の25年春夏展が10月上旬に東京・渋谷のイベントスペース、コンセントシブヤで開かれた。主催は、デザイナーブランドの貿易業務に携わるオブジェクトで、今回が4回目。出展者はインドネシアや韓国、台湾、フィリピンのほか、ベルギー、フランスからも1ブランドずつ参加し、計9ブランド(新規は4)。展示会の認知度は高まっており、過去最多の37のセレクトショップのバイヤーが訪れた。
(吉野光太朗)
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特に反応が良かったのは、23年にスタートしたインドネシアのシューズ「ワンダー」だ。前回に続き2回目の出展で、凸凹したカービーソールを採用したチロリアンシューズが代表商品。今回は、新たにカービーソールを使ったローファーを見せた。税抜き3万1000円、エナメルタイプは3万3100円。ベイクルーズやユナイテッドアローズといった卸先の店舗、ECで動きが非常に良く、9月下旬~10月末にはユナイテッドアローズ&サンズで期間限定店を開いた。
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