ビームスの設楽洋社長は27年4月末で社長を退き、会長に就任する。遠藤恵司副社長は25年4月末で退任し、最高顧問に就任する。12月10日に開かれた、取引先を集めた忘年懇親会で明らかにした。
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懇親会のあいさつで設楽社長は「22年度から運用している新人事制度に対応し、役員定年の年齢を定めた。社長は75歳、副社長は73歳に設定していた」と話した。設楽社長と遠藤副社長は幼なじみでともに現在73歳。
取り決めに従い、73歳の遠藤副社長が25年4月に最高顧問、設楽社長は75歳になる27年4月末に会長に就任する。誰が新社長に就くか、懇親会の場では言及しなかったが、26年にビームスが50周年を迎えるのを控え、経営を次世代に引き継ぐ考えのようだ。