ブルックスブラザーズは8月末に41年の歴史を持つ日本1号店である青山店をクローズしたが、このほど表参道に新店舗をオープンした。伝統的で重厚感のある青山店のイメージを一新した新店は、全面ガラス張りの外観がモダンな印象の「ブルックスブラザーズ表参道」。3層構造で、地下1階にメンズドレス、1階にウィメンズ、2階にメンズカジュアルという売り場構成となる。売り場面積は332平方メートル。
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メンズドレスフロアは階段を下りて、独立したエントランスから来店ができる、まるで大人の隠れ家のような空間だ。ゆっくりとパーソナルオーダーをすることができるエリアもある。ウィメンズフロアは、クリエイティブディレクターのザック・ポーゼンが作り出す上品で華やかな商品を揃える。スーツやシャツなどビジネスに対応したアイテムから、日常のシーンに対応したアイテムまで幅広く揃える。メンズカジュアルフロアは、バリエーション豊富なアメリカンクラシックなアイテムを集積した。
9月29日までは「シャツラボ」をテーマにした特設スペースが登場する。スローガンや座右の銘、名前や記念日など、顧客の要望に合わせたメッセージを刺繍し、シャツのカスタマイズを気軽に体験できる。4種類のフォントと、8色の糸、襟やボディなど7箇所の刺繍位置から選択し、最大28文字のメッセージを刺繍することができる。
また、限定品として日本上陸40周年のランウェーでも登場したベースボールキャップが商品化された。大ぶりな「B.B.」のロゴのアメリカ製のキャップで、ネイビー地にオレンジのロゴが入ったキャップは表参道の限定商品となる。