まもなくロンドン・ファッションウィーク・フェブラリー2026 若手発掘の場としてバリエーション広げる

2026/02/13 06:25 更新NEW!


「トーガ」26年春夏コレクション

 ロンドン・ファッションウィーク・フェブラリー2026(2月19~23日)は、ローラ・ウィアー英国ファッション協会最高経営責任者(CEO)の元での2回目の開催となる。会員デザイナーの参加料を免除するなど前回からの運営的な試みに加え、今回はスケジュールに違いが見られる。

 これまで夕方からのスタートだった初日が正午からフルに行われ、デジタル発表がある最終日のショーやプレゼンテーションも充実した。もっとも、有力ブランドや中堅の離脱は進み、「ロクサンダ」もショーはせずにディナーを行うのみ。「JWアンダーソン」は昨年12月に開店したピムリコ店のお披露目イベントでの参加となっている。「バーバリー」は今回もトリを飾り、日本からは「トーガ」がショーで参加する。

 知名度の低い新進ブランドの参加が増え、数的には増加している。通常2月は不参加の「チョポヴァ・ロウェナ」がプレゼンテーションを行い、「ジュリアン・マクドナルド」「ジョン・リッチモンド」といった90年代ロンドンをけん引したベテランのショーもある。受注生産の新進デザイナー、アート寄りブランドなどバリエーションも広がり、実際に見ないことには分からない宝探し的な面白さはある。そうした意味では他都市とは違うロンドンらしさは強まっているかもしれない。

 ニュージェンの若手では「ポーリン・デュジャンクール」「ルーダー」「ヤク」に加え、日本での売り先も増やしているメンズの「オスカー・オウヤン」が注目される。一方、「パオロ・カルザナ」は離脱、「アーロン・エッシュ」はデジタルの発表となる。異色の初参加ブランド「ザ・ヴァリー」(THEVXLLEY)のアート的なアプローチの行方も気になる。

(ロンドン=若月美奈通信員)



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