レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの頭文字を組み合わせた表現。広く、性的指向が異性愛でない人々や、生まれた時に法律的、社会的に割り当てられた性別に捉われない性別のあり方を持つ人々を指す。
当事者が自分たちのことを肯定的に語る言葉として、北米や欧州で使われ始め、日本でも〝性的少数者〟と同様の意味で使われるようになった。社会の流れに敏感なファッションの世界でも、一部のデザイナーや学生がLGBTをテーマにしたり、LGBTの尊厳と社会運動を象徴する旗の色、レインボーを取り入れた作品を発表する機会が増えている。
