《FB用語解説》真珠振興法 日本製真珠の国際競争力高める

2018/10/15 06:23 更新


 正式名称は「真珠の振興に関する法律」。16年6月に施行された。国産真珠の国際競争力を高めるため国、地方自治体が真珠生産者の経営の安定、輸出促進などの措置を取ることを義務付けた。真珠は養殖などの生産は農林水産省、宝飾素材・製品の管轄は経済産業省だが、同法施行で連携が容易となり情報の一元化も進んだ。17年8月、学術関係者と各事業者団体からの委員、省庁、地方自治体からのオブザーバーで構成する真珠産業連携強化協議会が発足。日本ブランドの一つ、真珠を振興するオールジャパン体制を作る後押しにもなった。



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