ファッションメタデータバンク(FMB)は、ソーシャルショッピングサイト「BUYMA」(バイマ)を運営するエニグモとの業務連携を目的として、3月17日にエニグモに対して新株予約権を割り当てた。
FMBは「NFT(非代替性トークン)やメタバースなどの技術革新で需要が高まる衣服の3D・CGやアバター制作のニーズに応えるブラウザーを開発して、バーチャルとフィジカルをつなぐファッションプラットフォームに着手しファッション業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速する」構えだ。
FMBは、20年11月にファッションテックの専門学校、東京ファッションテクノロジーラボ(TFL)と、繊維商社のヤギとのジョイントベンチャーで設立された3D・CGでファッション企業のDXを促進する制作スタジオを有するスタートアップ。バイマは世界中のファッションやコスメなど1万6000を超えるブランドを扱っており、世界166カ国に900万人以上の会員を擁する。