子供服のF・O・インターナショナル(神戸)は卸向けブランドで、端境期に新鮮さが出せる商品を提案している。菓子ブランドとの協業企画や雑貨感覚で購入できるベビーギフトなどを揃えた。
男児向け「F・O・キッズ」は、2月に「チロルチョコ」と「ブラックサンダー」と協業した商品を販売する。店頭で新しさを出しにくい時期に、バレンタインを意識した商品で足止め効果を狙う。ロゴを蓄光プリントやパッケージと同じ柄をプリントしたTシャツ、キャップ、靴下、クッションを揃える。4月下旬には、アイスの「モナ王」「スイカバー」と協業したTシャツ(税込み2490円)も販売。子供に親しみのある菓子ブランドとの協業でにぎわいを出す。
女児向け「セラフ」は7月に、北欧テキスタイルブランド「キッピス」と協業した商品を3型販売する。総柄プリントのワンピース、カバーオール、ジャージーと布帛の切り替えトップ(2990円)で、色柄使いをアイキャッチにする。
他にも7月納品では、雑貨の「アンパサンド」がサンリオのキャラクター大賞1位の「シナモンロール」、2位の「ポムポムプリン」と協業したロンパースやポンチョを企画する。動物柄が特徴のベビー、子供服「ビッツ」では、ディズニーの「101匹わんちゃん」と協業し、ダルメシアン柄のポンチョやカバーオールと帽子のセットなど、キャラクターになりきれる商品を出す。
インポート風のデザインの「アンパサンド・プルミエ」では、ギフト提案として袋のパッケージ入りのスタイ(1790円)とパジャマ(2990円)を出す。パジャマは、ベビーギフトと同時に兄や姉にプレゼントできるものとして企画した。気軽に買える価格帯ながら、スタイは防水シート入りで、シフォンフリルやラメボタン、刺繍などでデザイン性を出した。