ゴールドウイン、海外出店を加速 中国・成都に新店

2024/08/05 06:28 更新


成都店の内装では桐も多用した

 ゴールドウインが、オリジナルブランド「ゴールドウイン」(GW)で海外出店を強化する。8月2日に中国・四川省成都市内に海外4店目となる直営店を開設。2033年までにアジアで100店体制(FC含む)を構築する。

(杉江潤平)

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 同社はGWをコアブランドに位置付け、4月にはGWを売上高500億円規模に成長させる「ゴールドウイン500」プロジェクトを発表した。新店の「ゴールドウイン成都」は計画発表後初の海外店舗となり、同店を皮切りに中国本土での新規出店を加速する。

 新店の立地は、成都市中心市街地にある商業施設、成都太古里内で、広さは約100平方メートル。スキーやアウトドア、アスレチック、ライフスタイルなど全カテゴリーを揃える。店舗デザインは、中国1号店の「ゴールドウイン北京」を手掛けた建築設計事務所の新素材研究所を起用。成都店では、日本の風土や美意識を象徴する大谷石を壁面に使った。

 GWの海外店舗としては、米サンフランシスコ(19年11月開業)、独ミュンヘン(20年10月)、中国・北京(21年12月)に続く4店目となる。



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