伊藤忠商事は、IP(知的財産)コンテンツビジネスを専業とする既存事業を集約した完全子会社「アイライツポート」を設立した。アイライツポートを通じて、スカパーJSATグループのアニメ事業を担うスカパー・ピクチャーズの株式を追加取得し、17%から49%へ引き上げて持ち分法適用会社化した。その他、伊藤忠が保有するIPコンテンツ関連出資先を、アイライツポート傘下へ移管、集約する。
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これにより、日本のアニメ・キャラクター等のIP(知的財産)コンテンツ市場での収益基盤を強化する。伊藤忠は、アニメ作品の企画・開発を担うスカパー・ピクチャーズをアイライツポートに集約することで、作品の企画からグローバル展開、商品化までを一気通貫で手掛ける強固なバリューチェーンを構築する。
伊藤忠は、スカパーJSATが24年4月に設立したアニメ映像コンテンツの企画製作投資・販売及び周辺事業を行うスカパー・ピクチャーズに出資し、アニメ事業に参入した。
また、21年にはライセンス事業を行う合弁会社、ライツ・アンド・ブランズ・アジア(RBA)を香港に設立し、アジアでの事業を推進。人気キャラクター「おぱんちゅうさぎ」「んぽちゃむ」などの商品化権の海外展開を通じて、IPコンテンツビジネスに関する知見と実績を積み重ねてきた。IPコンテンツビジネスの中核を担う新会社アイライツポートの設立を機に、各社が有するライセンス運用機能やグローバルな販売ネットワーク、マーケティングノウハウを一元管理し、グループ内でのシナジー創出を加速する。
