実力派のクリエイター系ジュエリーブランドが相次ぎ新作を発表した。設立15年、30年とアニバーサリーを迎え、その創作を振り返りながら、新たな切り口のコレクションを出したブランドが複数ある。これまでよりさらにアップグレードしたラインナップは、キャリアを重ね、しっかりと顧客に支えられてきた自信を感じさせる。いずれもファインジュエリーのクオリティーを持ちながら、普段のファッションに溶け込む肩ひじはらないデザインや洗練されたモダンさ、楽しさがある。
(中村維)
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ハイジュエリークラスのアイテムを含む新たなコレクション「XVIII」(エイティーン)を出したのはニューヨークを拠点とする「ミズキ」。ブランド設立30周年を迎える26年1月に発売を予定する。自身のコレクションを振り返り、象徴的なモチーフを一部リバイバルしながら、ぐっとエレベーションさせたアイテムが揃う。