ジョゼフ・オム、強化アイテム当たり

2015/07/31 06:58 更新


 オンワード樫山のメンズブランド「ジョゼフ・オム」は強化アイテムのジャケット・パンツが引き続き堅調で春夏商戦(3~6月)の売上高が前年同期比8%増だった。7月前半はセールの売り上げが前年を上回り、プロパーも20%増となった。顧客が購入する最盛期が従来よりも1カ月遅くなっており、実需型の購入を見越した月別の重点アイテムの打ち出しが実った。

 主力のジャケットの売り上げは30%増、パンツは10%増で強化しているセットアップスタイルが堅調だった。スーツも2ケタ増とビジネス向けのきれいめアイテムの人気が続き、セットアップはクールビズ対応で新規客が増えた。ジャケットは小松精練の「クールドッツ」を使った薄く軽いタイプ(4万1000円)がジャケット単品として過去最大の販売数量となった。

 定番のジャケットとテーパードパンツに加え、リブ付きパンツやタック入りパンツなど新たなフォルムのパンツやジレによる着回しの提案も効果があり、客単価の向上につながった。

続きは繊研新聞で



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