こんにちは!キッズ市場担当記者の金谷(かなたに)です。
育休を経て今春職場に復帰し、キッズ市場を担当することになりました。
実際に取材してみて驚いたのは、子供服のブランド、企業ってこんなにあるんだ!ということ。
子供服ブランドって子供を持たないと縁遠いので、いざ子供が生まれても「どこで買えばいいのか分からない」「とりあえず買ったはいいけど満足していない」なんて人も多いのではないでしょうか。
そんな人たちに、こんなブランドもあるんだよ、キッズ関連企業の皆さんはこんな工夫をしているんだよ、というようなことをお届けできたらと思っています。
第一弾は「裏起毛以外の服どこにあるんだ問題」
ようやく本格的に寒くなってきて、店頭では裏起毛のモコモコふわふわ商品がいっぱいです。
でも、「保育園は床暖房付きなので薄着でと言われる」
「子供は大人が着ている枚数のマイナス1で良いなんて聞くし・・・」
「そもそも子供が暑い寒いも言わないので分からん」と、
子供の服装に困っておられる親御さんがたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
ツイッターでも、「裏起毛以外の商品が欲しいけれど、どこで買えばいいのか分からない!」という声を度々見かけます。
裏起毛以外の商品があるのは分かっているんです。
でも、お店に行っても大体商品がラックいっぱいに詰まっているから、探すのに一苦労するんですよね。
ネットでも、「裏起毛」と明記していなくても実は裏起毛だったなんて商品もあって、必死でスマホ画面をアップにしている人もいるのではないでしょうか(私)。
そんなわけで、日ごろ取材にご協力いただいている企業の方々に、オススメ商品をお答えいただきました!
赤ちゃん本舗
冬物全体で、防寒物以外のトップスでは、裏起毛が4割、それ以外が6割。
ボトムに関しては、定番の裏起毛スキニーパンツの占める割合が高いため、比率としては半々だそうです。
裏起毛を押し出しているということではなく、月ごとに徐々に厚手になるよう展開されているとのこと。
9月は薄手ロングTシャツ、10月は裏毛トレーナー、11月は裏起毛トレーナーといった具合です。
とはいえ、定番では裏毛トレーナーをお手頃価格で継続して品揃えしていて、
ベビー男児のおススメ商品はこちら
キッズ女児では
ベルメゾン
裏毛と裏起毛の売り上げの割合は3対1とのこと。
小学校でもエアコンが設置されているところが増え、薄着への需要がある一方、「子供に寒い思いをさせたくない」「裏起毛のふわふわが気持ち良い」として、裏起毛の需要も根強いそうです。
おススメ商品はこちら
デビロック
年によって若干異なりますが、トップス・ボトムス全体で約30%が裏起毛、その他(裏毛、綿100%ロンTなど)が70%だそうです。
今シーズンは、ボトムスだけで見ると、裏起毛約40%、その他が60%。
外気温や着用環境、室内は薄着ですごすなど服装に対する考え方も異なるため、選べるアイテムのバリエーションを広く展開しているそうです。
同じデザインで綿100%長袖Tシャツ・裏毛トレーナー・裏起毛トレーナーをラインナップし、気に入ったデザインを、好みの素材で選べるとのこと。
裏毛トレーナーや綿100%長袖Tシャツなどでも、無地・プリント柄・トレンドシルエットなど約150種類あるそうです。
なかでもおすすめが、“デビラボ プリント裏毛トレーナー”。
40デザインあり、80~160サイズまですべて同一価格で展開しているので兄弟・姉妹でお揃いコーデに着用される人も多いとか。また、同デザインの大人サイズ(M・L・LL)もあるそうです。
いかがでしたでしょうか?
こんな形でお子さんを持つ方々の「困った」「あれ知りたい」という情報を今後も発信していけたらと思っています。
かなたに・さきこ 07年入社。レディスの成長企業から小粒で光るECブランドまで幅広く取材。育休を経て、キッズ市場担当に。