24年春夏レディスに新しいトレンド マスにひろがる肌見せ “抵抗感”減らす工夫も

2024/03/19 14:00 更新有料会員限定


 24年春夏のレディスで、肌見せのトレンドが広がっている。ヤング向けでは00年代や、韓国発ガーリースタイルの流れを受けたアイテムが多い。肌見せに抵抗のある大人も楽しめるよう、重ね着の仕方を工夫して提案するブランドもある。

 ヤング向けのトップはこれまで、パフスリーブや襟元にボリュームのあるデザインが多かった。今季は一転して、ミニマルなデザインやタイトなシルエットが目立つ。デコルテや肩を華奢(きゃしゃ)に見せるのがポイントだ。

 「スナイデル」(マッシュスタイルラボ)はアメリカンスリーブやホールターネックのトップ、細い肩ひものキャミソールを企画した。立体感のあるチュールやフリル、リボンのアイテムと合わせることで、ガーリーな着こなしが特徴の〝コケットコア〟のトレンドを取り入れている。大胆な肌見せのトップにはボトムにパンツを合わせるなど、甘すぎないバランスも意識している。

チュールやリボンをあしらった、一枚で華やかになるアイテムが好調だという(スナイデル)
「スナイデル」が提案する肌見せのスタイリング(トップ1万4960円、ショートパンツ1万2980円)

 「リエンダ」(バロックジャパンリミテッド)は引き続き、「Y2K」に注目する。短丈のトップやミニボトムには、ビジューやラメ、スパンコール、パール、チェーンの装飾を施して華やかに仕上げた。「レディアゼル」(バーンデストローズジャパンリミテッド)は、大胆に肩を見せるデザインのブラウスに、リボンモチーフや胸元の大きなフリルを加えた。女性らしい着こなしを得意としているが、ボトムはトレンドのデニムアイテムと合わせて提案する。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

ログイン契約して読む

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定ピックアップニュース



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事