量販店向けレディスアパレルメーカーの25年春夏物は、UV(紫外線)対策アイテムやラッシュガード、涼しげな素材がポイントだ。うだるような暑さの今夏はそれらの製品がよく売れた。来年も暑い長い夏を想定し、盛夏物の充実でバイヤーの意欲に応える。春物ではオン・オフ着回せるオケージョンが目立った。
(小坂麻里子)
【関連記事】量販店向けレディスアパレルの25年春夏商談 「暑くて長い夏」に照準
ラッシュガードは日常着へ
クロスプラスのイチ押しは真夏のUV対策ウェア。長袖は親指を通す穴があり、手の甲までUV対策ができる。フェイスカバーも付いたドッキングパーカやインナー付きショートパンツ、肩がリボンやフリルのオールインワンなど多彩に揃える。速乾、接触冷感、ストレッチ、耐塩素といった多機能も売りだ。パーカやワンピース税込み2900円前後など。
タキヒヨーは日常着として着られる水陸両用素材の若年層向け商材を充実させ、年齢の幅を広げていく。ライセンスを取得した「シーブリーズ」や自社商標の「アイスクリーン」の接触冷感素材アイテムなどを、デジタルサイネージを使って提案した。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!