量販店向けレディスアパレルメーカー25年春夏 涼しさ、紫外線対策は必須

2024/09/19 15:00 更新有料会員限定


 量販店向けレディスアパレルメーカーの25年春夏物は、UV(紫外線)対策アイテムやラッシュガード、涼しげな素材がポイントだ。うだるような暑さの今夏はそれらの製品がよく売れた。来年も暑い長い夏を想定し、盛夏物の充実でバイヤーの意欲に応える。春物ではオン・オフ着回せるオケージョンが目立った。

(小坂麻里子)

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ラッシュガードは日常着へ

 クロスプラスのイチ押しは真夏のUV対策ウェア。長袖は親指を通す穴があり、手の甲までUV対策ができる。フェイスカバーも付いたドッキングパーカやインナー付きショートパンツ、肩がリボンやフリルのオールインワンなど多彩に揃える。速乾、接触冷感、ストレッチ、耐塩素といった多機能も売りだ。パーカやワンピース税込み2900円前後など。

街でも水際でも着られるデザイン(クロスプラス)

 タキヒヨーは日常着として着られる水陸両用素材の若年層向け商材を充実させ、年齢の幅を広げていく。ライセンスを取得した「シーブリーズ」や自社商標の「アイスクリーン」の接触冷感素材アイテムなどを、デジタルサイネージを使って提案した。

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