マッシュと伊藤忠 レスポートサックジャパンの株式を共同取得

2024/10/11 13:00 更新


若年層の獲得に力を入れ、21年以降は売上高が右肩上がりという「レスポートサック」

 マッシュホールディングスと伊藤忠商事は、レスポートサックジャパンの株式を9月27日付で共同取得した。今後、米バッグブランド「レスポートサック」を日本市場でさらに拡大する。

 伊藤忠は06年に「レスポートサック」の商標権を取得した。これまで日本での販売は資本関係のないレスポートサックジャパンが担っていた。ジャパン社の資本金は1億円で、株式取得後の出資比率はマッシュ51%、伊藤忠49%。代表取締役はマッシュの川島辰吾執行役員が務める。

 現在、レスポートサックは百貨店を中心に70店舗ある。メインターゲットは30~40代が中心だが、ここ数年は協業や新ラインなどで若年層の獲得に力を入れてきた。今後はファッションビルにも出店する。主力のバッグ以外にマッシュの持つ企画力を生かして開発し、アパレルなどのカテゴリー拡大、既存ブランドとの協業も検討している。

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