「マリナ・リナルディ」 ホットな色柄やドローストリング

2019/12/03 10:58 更新


 伊マックスマーラファッショングループの大きなサイズ中心のブランド「マリナ・リナルディ」20年春夏は、南北アメリカ大陸の様々な地域からイメージしたコレクションとなっている。ネイティブアメリカン、メキシコやサンタフェ、ブラジルなどをイメージした大胆でホットな色と柄が特に目を引く。濃いオレンジ、ブルー、ファイアレッド、グリーンが多い。

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 アイテムで新鮮なのはコート類だ。〝ニュートレンチ〟と呼ぶ軽いコートは、ステンカラーのシングル、ダブル前のメタルのスナップボタン留め、ボタンなしの六分袖などすっきりしたデザイン。背中のヨークをたっぷり取ってドローストリングにして少し膨らませた〝アンブレラヨーク〟のタイプも面白い。パンチングレザーのコートもある。

 ニュートレンチのヨークのように、ドローストリングはコレクション全体のポイントデザインになっている。通すのはクライミングロープのようなカラフルなロープ。チュニックにはウエストから斜め下に向かって通してアシンメトリーに。シャツは袖の縦のラインにギャザーを作るように通す。ロープをマクラメのように編んだベルトも出している。

オレンジのチュニック4万3000円、パンツ3万8000円、ブルーのシャツ4万9000円


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