松屋は銀座・並木通りの新館に「ギンザミライミュージアム」を9月5日オープンした。アニメ、マンガ、ゲームなど日本のIP(知的財産)コンテンツ中心の展覧会を通じて、Z世代やインバウンドに向けたエンターテインメント体験を提供する。2、3階がミュージアム、1階には10月9日にオープンする「アニエスベー」が入居する。
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展覧会運営はコンテンツ事業部が培ってきたノウハウを活用する。銀座本店8階催事場で企画、運営する展覧会をパッケージ化し、16年から他の百貨店や全国の美術館、商業施設など外部でも開催している。25年度は年間80本の巡回展を実施し、売上高が62億円に達した。
銀座本店での入場料収入、グッズ販売、外部展での企画料といった収益モデルを確立しており、29年度に売上高70億円を見込む。新拠点はコンテンツと連動したグッズ販売会場、協業メニューを揃えたカフェを併設した。「自分の好きなモノやコトに金や時間を惜しまない」という〝エモ消費〟に着目する。
出店した並木通りは「インバウンド通り」とも呼ばれる。大通りから外れた場所に位置し、落ち着いた雰囲気で買い物や飲食を楽しめると訪日客に人気がある。日本発のコンテンツは、SNSを起点にグローバルに拡散してきた。新拠点で、新たなインバウンド需要の受け皿を目指す。
