ミラク「セテンス」23~24年秋冬 抜け感のあるスタイリング 高感度層にアプローチ

2023/06/15 14:00 更新


 レディスアパレルのミラク(東京)はEC主軸のレディスブランド「セテンス」の23~24年秋冬物で、「ベーシックを着崩す楽しさ」をテーマに着回ししやすいモノトーンアイテムを揃えた。ゆったり着こなすジャケットやオーバーサイズのハーフジップニットトップ、タック入りのスラックスを使い、抜け感のあるスタイリングを提案する。

(相神優波)

 同ブランドは21年春夏からスタートした。販路はECメインで、不定期で百貨店に期間限定店を出店している。

 立ち上げ時はアースカラーを中心としたカジュアルなTシャツやリラックス感のあるアイテムが中心だったが、23年春夏にリブランディングし、よりトレンド感を意識するようになった。期間限定店に訪れる高感度層やオフィス向けのきれいなファッションを好む客層にアプローチする。

 メンズライクなハーフジップニットトップはオーバーサイズシルエットに仕上げた。袖口のボタンを開けると、さりげない肌見せもできる。ポリエステル100%なので乾きやすく、手入れも簡単だ。スラックスはツータックで、股上が深いストレートシルエットなので、脚長効果がある。身長に合わせて股下は2サイズ企画した。

トレンドを意識しつつも手入れのしやすさを重視している
さりげない肌見せで女性らしさを出す

 春夏で人気だったショートジレやノーカラージャケットは秋冬も継続する。ECでは幅広い着回しのイメージが伝わるよう、Tシャツやスカートなどとレイヤードしたスタイリングも見せている。

 中心価格はアウター2万9000~4万5000円、ニット1万9000~2万1000円、ボトム1万9000~2万5000円。



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