マイカラー モデル2人とDtoCの新ブランド

2020/06/26 11:00 更新


 ECコンサルティングやモール事業を手掛けるマイカラー(東京、森下将憲社長)は、オスカープロモーション所属のモデル、浪花ほのかさんと元SKE48の平松可奈子さんがプロデューサーを務めるDtoC(メーカー直販)ブランドを立ち上げ、9月から販売を始める。コンセプト作りから企画・生産、EC構築や運営、物流まで一気通貫で2人をサポートする。同社はDtoCブランド支援の実績がある。

 立ち上げるのは、モデル・タレントの浪花ほのかさんの「ティアレ・クローゼット」と、ライフスタイルプロデューサーの平松可奈子さんの「シュエット・ラテ」の2ブランド。松田有史エグゼクティブプロデューサーは、「それぞれが自身の世界を発信するためのブランドを立ち上げたいという思いがあり、我々が支援することになった」と言う。

 毎月20~25型のサンプルを製作してSNSなどで披露し、完全受注販売の形を取る。ともに年間1億円の売り上げが目標だ。

 浪花さんは雑誌『ポップティーン』のモデルで30万人超のインスタグラムのフォロワーを有する。彼女の着こなしの投稿に対するファンの高い支持が立ち上げの背景で、「皆さんの意見を取り入れながら自分なりの世界観を作っていきたい」という。

 ブランドプロデュースの経験がある平松さんは、自身が小柄なことで洋服が似合わないというストレスがあり、「自信のない女の子たちに寄り添い、素敵にみせることのできるお手伝いをしたい」。

 マイカラーは、自社のDtoC支援のプラットフォーム(PF)「グロースパレット」で、「コエル」(ヨンア)、「レディ」(武藤静香)などのブランドの支援実績がある。その実績を生かして今回、自社ブランドを立ち上げた。

浪花ほのかさん(左)と平松可奈子さん


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